エコキュート

エコキュートの仕組み

大気中から熱を利用してお湯を沸かすエコキュートの仕組みエコキュートの仕組み

エコキュートは大気中から熱を吸収して、その熱を利用してお湯を沸かすシステムです。
燃焼しないので、排気がなくクリーン、しかも高いエネルギー効率を得られます。

エコキュートは大気中から熱を吸収して、その熱を利用してお湯を沸かすシステムです。
例えて言うならばエアコンのようなものです。冷房を使うと室外機からは熱風が、暖房を使うと室外機からは冷風が出てきますよね。
これは冷房を使うときは室内から暑い空気を、暖房を使うときには冷たい空気をかき集めて室外に排気するこの仕組みです。
エコキュートはというと給湯器の中で暖房をつけているような状態で、空気中の熱を集めて圧縮し高温のガスを作りその熱を利用して水を暖めるようになっています。

給湯コストを大幅削減エコキュートの特徴

毎日の暮らしの中で消費されるエネルギー。そのうちおよそ3割までが実は給湯で占められています。
エコキュートを利用して給湯した場合には昼間の約1/3もお得な深夜電力を使用しますので、給湯コストを大幅削減出来るのです!!
電気代を気にせずにお湯をたっぷり使うことが出来るって嬉しいですよね。

CMでもお馴染みの「はぴeタイム」※関西電力の場合
エコキュートをご利用いただくと「はぴeタイム」がご利用になれます。 「はぴeタイム」とは、夜の11時~朝の7時までは通常料金の約7割 電気代が安くなるプランです。
ご家庭で一番電気利用する朝7時~朝10時、夕方5時~夜11時までも通常料金より割安に電気がご利用になれます。
休日扱い日に関しては、深夜時間帯の7割安の料金プランと朝7時~夜の11時までもお得にご利用いただけるプランが適応されますので、1日中割安な電気使用料金をお使いいただけることになります。(休日扱い日は年間約120日あります。)

無駄が無いから省エネ効果も嬉しい省エネ効果

エコキュートはヒートポンプの原理を利用してお湯を沸かすので、投入電力以上のエネルギーを生み出すことが出来ます。
だから少ないエネルギーでたっぷりのお湯が利用できるのです。
また、マイコン制御だから無駄な沸き上げや湯切れの心配がなく、安心してたっぷりのお湯が使えます。
※湯切れとはエコキュート本体のタンクユニットで作られたお湯が消費され、 消費された分量の水がタンクユニット内に加わりタンク内のお湯の温度が下がることによって給湯されない状態に なることをいいます。

今求められているCO2削減にいつの間にか協力しているライフスタイル自然にも優しい大人の選択

「京都議定書」で示されているように、日本は2010年までに温室ガスの排出を1990年比で6%削減しなければなりません。しかし現状は約8%も上昇しており、目標達成は難しい状況です。
エコキュートはその性能から環境改善に大きく貢献できる商品およびシステムであるということから、国も「京都議定書目標達成計画」にエコキュートの普及目標台数を盛り込み、導入補助金を交付するなど積極的なエコキュートの普及に努めています。

日頃の火災防止~災害時まで心強い味方です。安全・安心、実は一番大切なこと

  • エコキュートは少ない電気でお湯を沸き上げてタンクにたっぷりと お湯を貯めて給湯する新世紀型給湯設備です。しかも、燃焼音や排ガスのニオイも無いから、深夜でもご近所に気兼ねなくお湯が沸かせます。
  • またお年寄りがおられるご家庭でも安心してご利用いただけます。
  • 図書館内と同じレベルの40dB(デジベル)を下回る静かな低騒音設計だから、運転音が気になる深夜や早朝も快適にご利用いただけます。
  • 災害時などは電気が1番早く復旧すると言われています。また、エコキュートはお湯を貯める仕組みですので、 災害時や断水時など、いざという時にタンクの水を非常用水としてご利用いただけます。
  • もちろんタンクの下から直接水を出すことが出来ますので、電気が通っていない緊急時でも大丈夫です。